宅建業免許の知事免許の場合、各都道府県への申請後、免許取得までの期間は約40日です。
保証協会の加入手続きも含めると、実際の営業を開始できるようになるまでには、約60日程度の期間が必要となります。
また、大臣免許の場合は、3ヶ月~4ヶ月程度の期間が必要となります。
営業開始までの流れは以下の通りとなります。
以下、京都府への申請を例示しています。
宅 建 業 新 規 申 請(京都府の場合)
京都府への宅建業免許の申請と保証協会への入会の申込みを並行して行う必要があります。
【 京 都 府 庁 】
① 宅建業免許申請
新規で申請する場合で新しい事務所を借りる場合などには、申請の際には事務所の外観・内部の写真が必要となりますので、注意が必要です。
② 府職員による事務所調査
工事中の写真でも申請は受付けていただけますが、事務所調査までに工事等を完了していただき、外観・内部の写真を提出していなければいけません。
③ 免許番号のハガキ交付(申請から約40日)
ここで宅建業の免許番号が交付されることになります。
【 保証 協 会 】
入 会 申 込
上記①の宅建業免許申請の書類提出後、協会の入会申込を行いますが、その時点では仮受付けとなり、上記③のハガキに記載されている免許番号が交付された後に本受付けとなります。
入会金・弁済業務保証金分担金等の納付
協会による事務所調査
協会による事務所調査は、②の府の事務所調査とは異なるものとなります。
入会審査
入会説明会(面接)への出席
入会説明会には、代表取締役・専任取引士・政令使用人の全ての方の出席が必要となっています。
また、仮受金・入会金・弁済業務保証分担金の納付を行います。
面接の約一週間後に協会から供託済証を受け取ります。
供託済証と上記③のハガキ等を府庁へ提出し、宅建業免許証の交付を受けます。